今が分かれ目

すいな健康院 姉妹店

すいな房 根上です。

 

身体の不調、症状の原因などを調べていると、「加齢による」という記述をよく見かけます。

「加齢による」変化が起きるのはいつからでしょうか?

私自身が実感していることなのですが、50歳を過ぎた途端に、身体が変わってきたように思います。

(個人差があるので、50歳が分かれ目というのではなく、私は50歳でした。)

 

傷が治りにくくなり、痛みが残るようになり、寝ても疲れが取れなくなり

筋肉の弾力、柔軟性がなくなり、硬さや癒着がみられるようになりました。

具体的には、転職期間中に五十肩をやり

股関節のちょっとした不調から膝に痛みが出て正座がし辛くなり

通勤で脚がやけに疲れると思ったら、ふくらはぎに頑固な癒着ができてコリコリした状態になり

全身のストレッチをすると、伸ばせる範囲が狭くなっていました。

 

職業柄、人より身体を動かしていたつもりですが、当時は色々あって運動量が減っていました。

そして、たったの1年の間に、ここまで変化するものかと驚いたものです。

 

そして思いました。

これだ。今までと変わらない生活をしているのに、身体はどんどん老化してくる。

これをこの段階でなんとかしておかないから

身体がこの状態で固まって、腕が上がらなくなったり

腰が曲がったり膝が曲がって、ずっと痛みを抱えて生きて行くようになってしまうんだ。

 

来院される方の中には

もう歳だから曲がるのは仕方ない、ずっとこうだから痛いのは治らない

そうおっしゃる方も少なくありません。とても切ないです。

いつからですか?と尋ねると

いつの間にか、気がついたら、もうずっと前から、とおっしゃいます。

特にケガをしていなくても、普段の身体のクセから不調は起こります。

殆どの方が中年期に異変を感じながら、おかしいなと思いながら

日常の忙しさにまぎれて、メンテナンスの時間が取れず

慢性的な痛みに慣れて、変形が固まっていったのではないかと感じます。

 

それを今正に経験しているからこそ

同じ世代の方たちに

今が分かれ目ですよ、ここでしっかりケアして自分の身体に責任を持ち

子供や次の世代に保険や介護の負担をなるべくかけずに、自立した老人を目指しましょう

と、お伝えしていきたいと思います。

そして、痛みを抱える高齢の方々には

推拿で症状を軽くして、少しでも明るいお気持ちで過ごしていただけるように、心を尽くして施術しております。

手技療法とご自身の運動の二本立てが大切ですので

症状緩和や予防の、簡単で続けやすい体操もお伝えしています。

 

ちなみに

五十肩では、整形外科に行きました。

レントゲン撮影し、ステロイドとヒアルロン酸の注射を受けました。

筋肉を鍛える運動の指導を受け、リハビリ室に通されて低周波治療とマッサージを受けました。

マッサージは、僧帽筋や三角筋、棘上筋などを筋繊維にそって優しくなでる方法でした。

担当するマッサージの人により、圧が違いました。

適度に圧をかけてくれる方のときは、毎日行えば、効果がありそうな感じはしました。

別の、本当に撫でられてるだけに感じる方のときに聞いてみました。

 

中々痛みが取れず、手も上がらないのですが、続ければ治りますか?

返答はこうでした。

 

ん~まあ、根上さんの場合関節包だからね。でも、やらないよりはやった方がいいですよ。

 

やらないよりやった方がいいくらいのことで医療保険を使うのも申し訳なく

もっと誠意が感じられる人にやってほしかったことと

毎日通うのが無理だったため、診察と注射は受けましたが、リハビリの通院は止めて自分で何とかしようと思いました。

当時、推拿の手技を習い始めた私はお時間のある時には信長先生に施術していただきました。

施術の時は痛いこともありましたが、続けることが大切だと根気よく教えてくださいました。今、自分が症状を抱えて来院される方々に施術するときに、同じ様にお伝えしています。

また、患部だけでなく

首肩のコリや腕の先まで施術していただき、肩から腕先まで気が通ると、症状が改善されるのを実感しました。

当時は、太極拳も習っていましたので、そちらも効果があったと思っています。

これも、患部だけではなく身体全体の気が通ることで、身体の自己回復力を高めたのだと思っています。

五十肩は何もしなくても自然に痛みはなくなると言われます。

ですが、慢性期、回復期に、拘縮に対して手技療法を行い、自分でも動かすことは、本当に大切だと身を持って知りました。

その整形外科の担当医の方に教わった体操も効果がありましたので、来院された方にお伝えしています。

五十肩のあとに、以前のように腕が上がらないという人は半数以上とも言われます。

信長先生の施術を受け、自分にできる推拿の手技を続けた私は、比較的重い症状の割に、4カ月くらいで通常に戻りました。

可動域は以前と変わらず背中で指が組めます。

 

そしてこれらの経験は、人の身体に手技を施す際に、愛情と、良くなって欲しいという意志をもって行う大切さを再確認できた経験でした。

 

信長先生と

更にその師匠であり

推拿科医師である孫先生は

「一番大切なのは愛情です。」と教えてくださいました。

そして、施術で示されました。

お医者様が、そのような発言をされるのを聞いたのは、本などではありますが、実際にお会いした中では、それが初めてでした。

これまでの体験と、あのときの感動を、忘れることなく頑張ろうと思います。自然に。当たり前のように。

 

 

 

 

 

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ